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オリバー、国際動物福祉貢献賞を受賞

2014年10月28日

2014年10月8日、国際コンパニオンアニマル福祉会議に参加していたオリバーに、驚きと喜びが舞い降りました。


左:クラリッサ・ボールドウィン、右:エリザベス・オリバー

ドッグズトラストでは、当団体CEOのClarissa Baldwin OBEのドッグズトラスト在職40年を経ての退職を記念して、 このたび”Clarissa Baldwin International Award for Excellence in Animal Welfare”(クラリッサ・ボールドウィン記念国際動物福祉貢献賞)を設ける運びとなりました。同賞は、今後、英国国外で動物福祉に大きな貢献のあった個人ないしは団体に対して、毎年贈られることになります。

記念すべき第一回の賞は、先週、トルコのイスタンブールで開催中だったInternational Companion Animal Welfare Conference(国際コンパニオンアニマル福祉会議)の席上、アニマルレフュージ関西代表のエリザベス・オリバー氏にクラリッサ・ボールドウィンOBE自ら贈呈されました。

クラリッサ本人もこの賞をオリバー氏に贈呈出来る事を大変喜んでいましたし、我々としても栄えある第一回の受賞者としては、オリバー氏以外には思いつきもしませんでした。オリバー氏はその人生を動物達のために捧げておられます。1990年にアニマルレフュージ関西を創設し、日本において、文字通り何千頭もの犬猫の命を救って来ました。ARKのスタッフとボランティアの皆さんは、望まれない、あるいは遺棄され、または虐待されていた動物達に、安全で大事にしてくれる終の住処を見つけてあげるべく、日々休む事無く、これらの動物を保護し、心身の傷を癒す活動に邁進しておられます。

また、ARKは1995年の阪神淡路大地震と2011年の東北大地震に際しても数多くの被災動物を保護しました。また今年、オリバー氏はこれまでの偉業の集大成とでもいうべき、より多くの動物を保護し、これらの動物を破滅の脅威から救うための素晴しいリホーミング・センターの開設を成し遂げました。ドッグズトラストの長年の友人であり、かくも多くの動物達の命の行く末にはっきりとした永続的な違いをもたらしたオリバー氏が、この栄えある初代クラリッサ・ボールドウィン記念国際動物福祉貢献賞受賞者に大変相応しいことがおわかりいただけると思います。


ドッグズトラスト 
国際部部長 ガレス・トーマス

エリザベス・オリバー受賞コメント:
今回、この栄えある第一回 クラリッサ・ボールドウィン記念国際動物福祉貢献賞を頂戴しましたことは、私にとっては全くの驚きであり、同時に、大変名誉なことでもあります。クラリッサ・ボールドウィン氏は、私はもちろん多くの人々にとって刺激を与え鼓舞してくれる存在であり、世界の動物福祉に計り知れない程貢献をされてきた方だからです。

 

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