すえひろとショーンを結ぶ絆
2013年9月にリホームしたゴールデンレトリバーの「すえひろ」。
空き家に置き去りにされたところを保護されARKにやって来ました。その後、東京で里親さんが見つかりましたが、突発的に噛んでしまうなどの問題行動がありました。けれど里親さんがすえひろを信じ、熱心に努力してくださったおかげで見る見る表情が穏やかになり、今では問題行動も全くなくアメリカのお家で幸せに暮らしています。
すえひろと里親さんがまだ東京に住んでいたころ、一つの出逢いがありました。
里親さんのご友人の息子さん、ショーンとの出逢いです。
ショーンは28歳という若さで副腎がんのため、2013年12月にこの世を去りました。
ショーンが亡くなる数カ月前に出逢った2人。もともと大の犬好きだったショーンは、すぐにすえひろと仲良くなり、すえひろもまた、ショーンと一緒にいる時は里親さんがいても彼のそばから離れることはなかったそうです。それはまるで、すえひろがショーンの病気のことを理解し労っているかのようでした。
すえひろが癒したのはショーンだけではありません。彼の死去、悲しみの中にいた恋人にもずっと寄り添っていたそうです。
すえひろが与えてくれた安らぎに、ショーンと彼女がどれだけ癒されたか分かりませんが、そんなすえひろへの感謝の気持ちと、まだ新しい家族を待っている動物たちのためになればと、ショーンのご両親からご寄付のお申し出がありました。
ミュージシャンであったショーンの友人たちが彼の死を悼み、トリビュートアルバムを作成したのだそうです。そしてその売り上げのすべてをARKへご寄付したいと。
この場を借りて、ショーンのご家族、ご友人のご好意に感謝するとともに、ご冥福をお祈り申し上げます。
トリビュートアルバムは下記のリンクよりご購入が可能です(英語のみ)
http://seandeelytributealbum.bandcamp.com/
「ショーンとすえひろ」
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