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【安らかに】 ミミ(旧・マリー)ちゃん

2011年07月01日

【安らかに】 ミミ(マリー)ちゃん

 先日6月29日(水)の朝、ミミ(旧・マリー)ちゃんが老衰のために亡くなりました。

 ミミちゃんは2009年8月25日に駐車場で放浪しているところを保護されました。首が曲がった状態で発見されたミミちゃんですが、動物病院での治療のほか、一時預かりボランティアさんの献身的な介護のおかげで、ある日、首が真っ直ぐになりました。

 なかなか里親さんとのご縁をつかめませんでしたが、東京ARKのオフィスでは、その穏やかで優しい姿でスタッフみんなをホッとさせてくれる存在でした。オフィスへのお客様や、新しくやってくる保護動物たち、誰に対しても優しい「ミミちゃんスマイル」で迎えてくれます。歳をとっていても、お散歩が大好きで、お散歩開始100メートルの「ミミちゃんダッシュ」にはスタッフも毎回息を上げていました。それから、なんといっても食べるのが大好きなミミちゃん!ごはんやおやつが出てくると、この時ばかりはそわそわと落ち着かなくなり、勢いよくガツガツと食らいつきます!他の動物が残したフードをこっそりと食べてしまうこともありました。(笑)

 そんなミミちゃんは昨年に続きこの夏も、那須にあるボランティアさんのお宅へ招かれていました。東京でのお散歩でも、草木が大好きだったミミちゃん。風を感じながら、草むらの中を自由に歩き、とっても楽しい数日間を過ごせたはずです。ミミちゃんは、那須という自然豊かな場所の、気持ちよい空気の中で静かに息を引き取りました。

 ミミちゃんが天寿を全うし、こうして穏やかな最期を迎えることができたのも、みなさまのおかげです。今までミミちゃんにたくさんの愛情を注いでくださった一時預かりボランティアのみなさん、親切丁寧な治療をしてくださった中田動物病院、ハイジ動物病院のスタッフの方々、本当にありがとうございました。ARKスタッフ一同、ミミちゃんの分まで深く、感謝申し上げます。

  ミミちゃん、ありがとう。

  安らかに眠ってね。

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