【5/21更新】生活に関するアンケートまとめ
生活に関するアンケート調査結果
この度はアーク独自で作成したアンケートにご協力いただき、誠にありがとうございました。
いただきました回答を基に、外出自粛の中、皆さまがどのように過ごしているのか、
不安な思いも含めて共有し、役立つ情報を随時更新していきます。
※アンケート結果はいただいた855件の回答を基に作成しています。
【2020.5.21更新】
アンケートの中で、困っていること、心配していることをお聞きするとおよそ3割の方が、「自分がコロナウイルス に感染した場合のペットの預け先」でした。その他にも、ペットフードの供給が止まることはないかペットへのコロナウイルス の感染リスクについて懸念される声もありました。
【ペットフードの供給について】
以下回答:
・ドックフードをネット通販で購入してます。療養食ですので早めに注文してますが、欠品や配送が滞りなく来るかが、不安です。
・物流が混乱してフードの入手が困難になるのでは…と不安になります。
・療養食が輸入品なので新型コロナが長引くと入手困難にならないか心配です
いつもアークをご支援下さっている公益社団法人アニマル・ドネーションにご協力いただき大手フードメーカーに問い合わせをお願いしたところ下記の回答をいただきました。
”フードの供給について、現時点では問題なく供給されているとの話を聞いていますが、ご心配な場合はメーカー各社のお客様相談室にお問い合わせください”
現時点で、物流、生産ラインが滞る心配はないようですが、全てのフードメーカーの回答ではありません。過剰な買い溜めによる商品の欠品を防ぐ為、心配な場合、まずはメーカーに問い合わせをしてみましょう。
【ペットのコロナウイルス 感染について】
以下回答:
・自分が感染した場合、犬達にも感染するかもという不安。
・猫にコロナが移ったケースがあると知り、ペットにも知らずに移してしまわないか心配
・ニュースでペットもかかる可能性があるときいて、かからないようにはどうしたらよいのか、万が一かかった場合どうしたらよいのかがわからなくて、ただ心配してます。
・コロナウイルスに関して猫に感受性があるというのは本当でしょうか?どこかの動物園の虎が罹患していました。人間が持ち込んで感染はありますか?また治療できるのでしょうか?
厚生労働省の発表によると、人からペットへのコロナウイルスの感染は海外で数例確認されていますが、現時点で国内での事例は確認されていません。またペットから人へのコロナウイルス の感染は海外も含め確認されていません。ただし、動物との過度な接触は避けるよう喚起しているので、ペットとの関わり方も注意が必要です。
【動物を飼育する方向けQ&A】厚生労働省ホームページ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/doubutsu_qa__00001.html#Q3
ペットとコロナウイルス について、世界小動物獣医師会(WSAVA)が、定期的に情報を発信しています。下記は現時点での最新の記事(4/25)になります。
【ペットとコロナウイルス に関する報告(4/25)】世界小動物獣医師会
https://wsava.org/wp-content/uploads/2020/04/COVID-19-An-Update-for-WSAVA-Members-April-25-Japanese.pdf
WSAVA:コロナウイルス 関連ホームページ
https://wsava.org/news/highlighted-news/the-new-coronavirus-and-companion-animals-advice-for-wsava-members/
【飼い主がコロナウイルス に感染した場合のペットの預け先について】
以下回答:
・1人住まいなので自分がコロナウイルスに感染して入院となったら猫たちをどうしたらいいのか不安です。
・もし家族が新型コロナウィルスにかかったら、どうやって世話をするべきか?今から対策するにもどうしたらいいか心配です。
・私は1人暮らしなので、私がコロナに罹患したら、誰がペットの世話をするのか。平時と異なり、コロナ罹患だと、友人にも親にも感染リスクがあるので頼めない。ペットホテルだと、猫にストレスを与え過ぎる。今のところ、自動給餌機でも購入しようかと考えています。
・家族全員が感染して入院等で家を空けた時、ペットの世話をする人がいなくなるので、万一に備えてその時の対応を今から考えていかねばならない。
飼い主さんがコロナウイルス に感染してしまったその時に慌てることがないよう、今から事前準備をしましょう。
【預かりの支援団体等の連絡先などについて】環境省
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/1_law/corona_info2.html
【新型コロナウイルス感染症による入院・宿泊療養の際のペットの飼育について】東京都福祉保健局
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/kankyo/aigo/doubutsu_oshirase/coronavirus_pet.html
東京都では、預かり先が見つからない場合の相談ダイヤルも設置しています。
【2020.5.12更新】
緊急事態宣言を受けて、おうち時間が増えたと答えた方は9割を占め、外出自粛に積極的に協力されていることがわかりました。
アンケートに回答された方のおよそ8割の方がペットを飼われています。
質問3:おうち時間が増えた方、ペットとの関わり方は変わりましたか?ペットとの過ごし方を教えてください。
以下回答:
・普段は犬の散歩は朝夕の1日2回ですが、夜の散歩も追加して1日3回になりました。犬マッサージをしたり、遊ぶ時間も増えました。
・お散歩の回数を増やしています。犬のお陰で人間も歩けるので有難いです。
・散歩の時間、遊ぶ時間が増え、コミュニケーションを多く取れるようになった。
・ブラッシングや介護などのケアを今まで以上にできるようになった。
・散歩に行く回数が増えた。だっこの時間も増えてお互い幸せです。
・夫が現在テレワークのため、気分転換と運動不足解消に犬のお散歩に行ってくれるので助かっています。
2人共楽しそうで、悪い事ばかりでもないですね。
・在宅勤務中なので、昼休みや終業後に毎日散歩に出てあげられる。
・今のところ、良い方に変わっていると感じています。「にゃー」「にゃー」たくさんお喋りをしてくれるようにもなっています。
・子ども達が学校に行かないので、猫を触る時間が増えました。猫は嫌かもしれませんが。。時間がないと出来ないブラッシング時間が増えました。ブラッシング大好きっ子なのでブラシを見ると喉を鳴らしてやって来ます。
・いっそう甘えるようになって、膝に乗せている時間が長くなった。
・家族みんなが家にいて、これまで以上にペットとふれあう機会が増えました。しょっちゅう声をかけたり、なでたり、一緒に遊んだりしています。おかげで家事やテレワークやオンライン授業の合間に癒されています。 ペットから見れば、この頃お留守番が減ったな~と思っているかもしれません。こんな時だからこそペットがいてくれて良かったと思います。
・オンラインヨガとかできるようになったので一緒に参加して楽しんでおります。
・猫のための手作り食を作る。 おもちゃや爪とぎを手作りにする。
おうち時間が増えたことにより半数以上の方が、動物と関わる時間が増えたと回答されています。犬の飼い主さんは散歩時間が増えたと答えた方が多くいらっしゃいました。ブラッシングなどのコミュニケーションも増えています。猫も緊急事態宣言前に比べ、甘えてくることが増えた方が多いようです。ペットにとっては嬉しいことづくめかもしれませんね。
またペットと過ごす時間が増えたことで、ペットについてより深く考えたり、この状況下でストレスを抱える飼い主の精神的負担の軽減、ペットの心身の安定にもつながっているようです。
以下回答:
・安心して寝るようになった。
・留守中のいたずらが無くなった。
・ペットと過ごす時間が増え、自分自身の心の安定になっている
・普段は子供がそこまでペットと関わらなかったが、休校になり家でペットと遊ぶようになった。そこからペットがどうしたら喜んでくれるのかを良く考えるようになった。
・1日の中で何度も何度も犬たちをハグできるようになった。仕事で一息つくたびに犬たちをハグする。そして大好きだよと伝える。昼休みに短い散歩する。ニュースを読むと気が滅入るけど、犬たちと過ごす毎日は、まるで穏やかで平和だ。お互いに語りかけ、一緒に笑う毎日だ。
・遊ぶ時間が増えました。そして猫がいるのでstay home も楽しいです。
・在宅ワークが始まり、ペットは新しいルーティーンを楽しんでいる。
・今まで以上に存在の大切さ、愛おしさを実感しています。
・在宅勤務をしていますが、いつも2匹が側でまったりしてくれているので、こちらも和めて助かっています。
・彼らの様子を一日中見ることが出来る。かわいい姿をたくさん見られて、ますますいとおしい。
自然に笑顔になって心が安らぐ。
・おうち時間が増えた分、ワン子達のお手入れ回数や、散歩も少し増えました。もちろん調整も必要ですが一緒にいる時間が増えた事を幸せにも思えます。
・小学生の息子の猫への愛情が増したように感じます。今までは忙しくて、あまり可愛がっている様子が見られなかったが、今は事あるごとにペットがどう思うかな?などを考えて、行動するようになっています。猫も息子になついてて、それがとても嬉しいようです。
・いつもより、まめに出来る事は増えました。例えばトイレの掃除や湯たんぽの温め直し。トイレを使っている様子が分かるので、健康チェックもし易くなっています。
いいことづくめと思われるペットとの時間ですが、その反面、日常が戻った時、環境の変化でペットのストレスになるのではないかという不安の声やも多くありました。あえて生活リズムを変えない、対応を工夫している回答もありました。
質問4:困っていることや心配なことはありますか?
以下回答:
・ペットが分離不安になってしまった。
・ずっと家にいることでペットがストレスを感じている様子。
・自粛が終わり元の生活に戻った時に、お留守番が増えてしまうことが心配
・良く甘えるようになり、人への依存が強くなった
・もともと分離不安だったので、これだけずっと一緒にいると、通常勤務が再開された際にまた分離不安にならないかが心配です。
・この自粛が終息した後に、遊ぶ時間が減ってしまってストレスに繋がらないか心配です。
・在宅勤務が終わったときに、日中のお留守番に上手戻れるかが心配です。そのために勤務時間のリズムを崩さないようにしています。
・猫たちの甘えんぼが強まって、人間への依存度が高くなってしまっているようです。私の姿が見えないと鳴いたりするので、心配です。
・終日家にいて、猫はイライラしていると感じこともある。最初はびっくりしたが猫にも一人の時間は必要だよね。
・犬達の方がなぜなぜ??となっているみたいなので、普段と変わらないような対応を心がけています。ただ先住犬が私の心の内の不安を感じとり、今までより甘えたり、側にきます。できるだけスキンシップは大切にしています。
・人の姿勢は特に変わりはありませんが、人が日中居るため猫達(3匹)の昼寝時間が減っているように思います
・もともと外出が多い方ではないのですが、関わり方は変えてません。甘えに来たら相手をしますが、それ以外は放ったらかしです。
・犬を飼っていますが、老犬なので接し方は特に変えていません
・我が家の3匹の猫にとって、私がいない方が、静かで、昼寝しやすくて、いいかもしれません!
・ペットのいつものペースをできるだけ変えないようにしてあげています。例えば、お昼寝の時間が短くならないように、など。
・平時と変わらぬよう接し行動しています。
・孫が来たのでおうち時間は増えましたが 猫達はやや孫にストレスを感じているようです。
・おうち時間が減った時の事を考えて、いつも通りの接し方を心がけています。
外出自粛が長期化し、ペットのひとり時間が減ったことでペットのストレスが見られる声もあります。また犬猫共にオヤツをあげることが増えたという回答もありました。健康管理も含め、外出自粛規制の緩和や、緊急事態宣言の解除に備え、少しずつ生活スタイルを日常モードに切り替えていく必要がありそうです。下記のリンクはアークを長年サポート下さっているイギリス最大の愛護団体Dogs Trust の外出自粛期間中の犬との関わり方についてまとめたものです。ぜひ参考にして下さいね。
外出自粛の間にできること